小さな工房と直接取引することの意味
Sparrow Dawnでは、国内外14の工房・アトリエと直接取引をしています。仲介業者を挟まないことで、価格だけでなく、商品の背景にある情報も一緒に仕入れることができます。なぜ直接取引にこだわるのか、少し説明させてください。
仲介業者を挟むと何が変わるのか
一般的なセレクトショップは、問屋や代理店を通じて商品を仕入れることが多いです。この場合、作り手の情報は途中で薄まります。「どこで誰が作ったか」「どんな素材を使っているか」「なぜこの形なのか」という情報が、店頭に届くころには失われていることがあります。
直接取引では、工房を訪問して作り手と話すことができます。素材の産地、製造工程、作り手のこだわりを直接聞いて、それを商品タグや店頭での説明に反映できます。
少量入荷になる理由
小さな工房は、大量生産ができません。年間の生産量が決まっていて、その中から分けてもらう形になります。Sparrow Dawnが年4回・少量ずつ入荷するのは、取引先の工房の生産サイクルに合わせているためです。
売り切れたら補充できないこともあります。これを不便と感じる方もいますが、「この一点しかない」という状況が、選ぶ楽しさにもつながっていると思っています。
9年間で変わったこと、変わらなかったこと
2017年の開業時は4工房との取引でした。今は14工房になりましたが、仕入れの方針は変わっていません。工房を訪問して、作り手の顔を見て、実物を手に取って選ぶ。この手順を省いたことは一度もありません。
取引を続けていると、工房の側から「新しいものができた」と連絡が来るようになります。この関係が、Sparrow Dawnの商品の多様性につながっています。
直接取引は手間がかかります。でも、その手間が商品の背景にある情報になります。店頭でスタッフに「これ、どこで作ったんですか」と聞いてみてください。