リネン素材を選ぶときに知っておきたいこと
リネンは夏の素材というイメージが強いですが、厚みのあるリネンは秋口から春先まで十分に使えます。Sparrow Dawnで扱っているポルトガル産のリネンシャツを例に、素材の選び方と季節ごとの使い方をご説明します。
リネンの産地による違い
リネンの原料となる亜麻は、ヨーロッパではベルギー、フランス、ポルトガルが主な産地です。ベルギー産は繊維が細く、滑らかな質感が特徴です。ポルトガル産は繊維がやや太く、素朴な風合いがあります。洗い込むほどに柔らかくなる変化が大きいのもポルトガル産の特徴です。
日本国内でも岡山や滋賀でリネンの生産が行われていますが、流通量は少なく、価格も高めです。Sparrow Dawnでは現在ポルトガルのアトリエのリネンを中心に扱っています。
重さと織り方で変わる使い心地
リネン生地の重さは1平方メートルあたりのグラム数(gsm)で表されます。100〜150gsmは薄手で夏向き、180〜220gsmは中厚手で春秋向き、250gsm以上は厚手で秋冬にも対応します。
織り方によっても質感が変わります。平織りはシンプルで丈夫、斜文織り(ツイル)は柔らかく体に馴染みやすいです。Sparrow Dawnのリネンシャツは180gsmの平織りで、秋口から春先まで使いやすい厚みです。
リネンの洗い方と秋冬の着こなし
リネンは洗濯機で洗えますが、乾燥機は避けてください。縮みの原因になります。洗った後は形を整えて陰干しします。アイロンをかける場合は、少し湿った状態でかけると皺が伸びやすいです。
秋冬はリネンシャツの下にコットンのタートルネックを合わせると、保温性が上がります。リネンは通気性が高いため、重ね着との相性がいい素材です。
リネンは最初の洗いで少し縮み、その後は安定します。縮みを見越して少し大きめのサイズを選ぶか、試着のときにスタッフにご相談ください。